過去問の請求

基礎能力試験については、同日実施の国家総合職と共通です。
一般的な大卒程度の公務員試験対策で十分でしょう。

ただ、英語と適性は独自の試験となっています。
イカロス社から直近2年分の過去問は出版されていますが、過去問を請求することがより徹底攻略できる勉強法だと言えます。

過去問を手に入れるには、人事院への請求が必要です。
若干ややこしいところもありますが、すぐにできます。

人事院 - 情報公開

入力画面では、開示請求書の各項目欄に必要な事項を入力してください(必須項目は必ず入力してください)。確認・送信画面では、開示請求書に入力したデータを確認し、その上で、データを送信してください。到達確認通知画面では、正常に送信されると、正常にデータが送信された旨が表示され、また、到達日時、到達番号が表示されます。なお、到達番号は、開示請求手数料の納付の際、必要となりますので、到達確認通知画面をプリントアウトしてください(プリンタの環境が無い場合は、手元に控えてください)。 人事院開示請求電子申請システムを利用して開示請求の手続を行った場合の「開示請求手数料」は、1件の行政文書(過去問題の場合は試験の種類ごとに1件)について200円となります。開示請求手数料の納付方法は、到達確認通知画面をプリントアウトし、打ち出した書面に請求する行政文書の件数に応じた開示請求手数料に相当する額の収入印紙をはり、人事院人事行政情報センターまで送付してください。人事院人事行政情報センターの窓口において、開示請求手数料を現金で納付することもできますが、詳しくは人事院人事行政情報センターにお問い合わせください。なお、開示請求手数料が納付されるまでの期間は、開示決定等までの期間には算入されません。開示決定等の通知については、書面にて、開示請求書に記載されている住所又は居所に送付します。

ssl.jinji.go.jp

紙かCD-ROMかが選べますが、何度も繰り返して勉強するならば、CD-ROMをお勧めします。
私はCD-ROMを選択し、特に適性試験で繰り返しプリントアウトして勉強できました。

ただし、手元に届くまで時間がかかります。
1か月以上かかると思ってください、
試験直前に手に入れようとしてもすぐには手に入りませんので、請求をするのであれば早めに行なってください。

人事院の過去問はあくまでも情報公開ということですので、解説はありません。(正答番号は付いています)
解説が必要ならば、イカロス社の過去問を手に入れると良いでしょう。
私はまずはイカロス社の過去問を解き、どういった問題がどのくらい出題され、自分はどの分野が弱そうか、適性試験の難易度に衝撃を受け、後は雰囲気や出題傾向を見て、その後人事院の過去問を解きました。

またイカロス社の過去問には、英語のヒアリング試験の音源が入っています。(2015-17年版)
解かなくても構わないという人もいるかもしれませんが、実際の英文はどの程度の長さなのか、そして自分なりの聴き方を見つけるために、解いておくに越したことはないでしょう。

こう書いていると、イカロス社と人事院どちらの過去問も解いておくのがいいかもしれませんね。

ATCJapan

航空管制官になるための対策をなんとなく綴っています。 よかったら参考にして下さい。

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