管制官試験の英語とTOEIC

よく聞かれる質問として、この2つの勉強法についてです。
わたし個人の見解ですが、管制官の英語試験とTOEICは割と近い関係にあります。
管制官の方がやや難しく、加えて管制官の方が良問が多いです。
またTOEICにもヒアリング試験がたくさん出題されますので、ヒアリングのトレーニングにもなります。

ですので、TOEICを勉強してて管制官も採れる、逆の管制官の勉強してたらTOEICが上がる。そのどちらもあると思います。
自身の管制官試験を受験する時期や、TOEICの試験時期を考えた上で、どちらを先に勉強すすめたらいいのかを考えてみて下さい。
どちらを先に勉強したとしても、管制官試験にはプラスに働きます。


さて、管制官の英語試験はよく英検では準一級レベルだと言われます。
確かに二級よりは明らかに難しいので、そうなのでしょう。
ただし私は英検は受けてないので、問題傾向や管制官試験との関わりや相関関係はわかりません。
ただ、準一級レベルだということは、1つの目安になる事を知っておいてください。

またTOEICとの比較ですが、これまた私の感覚ですが、600〜700辺りではないかと思います。
700以上あれば、試験にプラスに働くのではないかな、という感触でした。

私はこれまでTOEICを受けたことがなく、管制官の試験後に少しだけ勉強してTOEICを受けてみました。
自分でもビックリしましたが、800点オーバーでした。
やはり管制官対策でずっと英語を勉強してきたことが活きているんだろうなぁ、と感じました。
同時に、TOEICの選択肢の設定の甘さに少し腹が立ちました笑
管制官英語試験の方がよりスマートな問題が多かったです。

英語ができたら管制官試験では「かなり」有利になります。
また管制官になってからも英語は勉強し続けなければなりません。
ですので怠らず、しっかり勉強して下さい。

ATCJapan

航空管制官になるための対策をなんとなく綴っています。 よかったら参考にして下さい。

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