本の譲渡をする時に思ったこと
(捉え様によってはものすごく厚かましい、上から目線に聞こえるかもしれませんが、そのような意図はないということをまずご理解ください)
今回、使わなくなったスー過去をはじめとする参考書を、Twitterのフォロワーさんにお譲りしました。
ブックオフに持ち込んでもよかったのですが、せっかくなら誰かに使ってもらいたかったし、それなら同じ志を持つフォロワーさんに譲りたいな、という気持ちからそのような行動をとりました。
すごく誠意を持って対応してくれた方々がいました。
私も気持ちよく参考書を送ることができ、心から応援したいな、と思いました。
しかし一方で、不快に感じるやり取りをしてこられたフォロワーさんもいました。
何人かは譲渡をお断りしたほどです。
この違いは何か、と考えてみました。
違いは明らかでした。
「相手を思いやる気持ちの有無」
です。
こちらからの最初のDMでは、だいたいこのような文面で送っていました。
「こんにちは。
参考書をお譲りする件についてです。
遅くなってごめんなさい。
自宅に直接送るか、もしくは局留めにするか、と思います。
もし何か他に方法ご存知ですか?
もしあれば教えてください。」
これに対してみなさんはどのような返信が作れるか。
ゆっくり考えたら(というか当たり前のことだと思っていたが)、どう返したらいいか分かるのではないかな、と思います。
まず最初の一言で、その人の人柄が伝わってきます。
「こんにちは」
「お疲れさまです」
この辺は当たり前として(ちなみに、ない人もいましたw)、例えば
「譲ってくれてありがとうございます」
「よろしくお願いします」
など、相手に対する一言が言えない人がいるんだなあと、正直少し驚きでした。
別にそういう一言はなくても物事は進んでいきます。
しかしコミュニケーションというのは、人と人との対話です。
人間には感情があります。
私も感情を持った人間ですので、そのような態度をとられたら当然不快感を覚える訳です。
不快感を与えられたら、そこから離れていくのは当然の反応であると思います。
自分が今どういう気持ちなのか、何を考えているのか、そして相手は今どうなのか、相手にどうしてもらいたいのか。
相手のことを尊重し、同時に自分の言いたいこと・やりたいことを伝え自己主張する。
私はこれが正しいコミュニケーションだと思っています。(これをアサーションと言います)
先ほどの件の模範解答は置いておいて、実際に送られてきたものとしてがこれ。
「局留めでお願いします」
のみ。
ん???んんー??
まず挨拶ありませんよね。誰と話しているのかな?
ん?局留め??
え?そしてそれだけなの?あなたの名前は?宛先の郵便局名は??
他に何か言葉はないの??
本は貰って当たり前なんだから早く送れよ、ほらっ、局留めでな、とでも言ってるのかな??
じゃあここで私は何をしたらいいの?
この一言のみを先方が一方的に送ってきたことによって、その時点でコミュニケーションがほぼ断ち切られ、残ったのは不快感だけでした。
そのような方は申し訳ないですがお断りしました。(ちなみに複数人いました)
普段はちゃんとしてるけど、ネットの世界だからそんなの関係ねえよ、と思っていたかもしれません。
それはある時は真です。
ただし今回は「偽」でしょう。
TPOをきちんと弁えて行動して欲しかったです。
学校でも社会でも、どのような分野・立場でも、チームで働くことの重要性が今よく叫ばれています。
もちろん管制官も多分にもれず、チームを組んで、ものすごく緊張感のある専門的な仕事をする訳です。
その時に密なコミュニケーションができるか否かは、仕事をしていく上で非常に重要なファクターです。
私は皆さんがどのような人なのかは分かりません。
ただどのような人であっても、最低限のコミュニケーションツールを身につけていたら、この先公私ともに楽に生きていけるのにな、と思いました。
コミュニケーションについては、2次試験の面接の際にもよく問われるポイントですので、少しでも意識しておくと面接で役に立ち、日常生活でも役に立ち、と一石二鳥です。
どういうコミュニケーションがあるのか、それぞれの特徴と欠点、その使い分け、そのようなことをきちんと理解し身につけられたらいいと思います。
そして2次試験ではそれを自信を持って発言すれば、大きな加点ポイントになるのではないでしょうか。
先ほどの「アサーション」は今トレンドですので、ぜひ目を通しておくことをオススメします。
今回嬉しかったのは、みんなきちんと届きましたと報告してくれたこと、さらにその中には写真も一緒に送ってきてくれたことでした。
こちらもとても気持ちが爽やかになりましたし、良い気分でコミュニケーションを終えることができました。
きっとモテるんだろうなー笑
最後に、間違えのないように言わせて下さい。
私に敬意を払えと言っているのではありません。
私はちゃんとしたコミュニケーションを取りたかっただけです。
0コメント